「保育士辞めたいから寿退職」は超危険!!絶対にお勧めしない理由5選

3年目ねこみ

保育士を何とか3年やってこれたけど、全然大変さが変わらない…。
子どもは可愛いし好きだけど、クラス運営も考えることが多くて大変な割には給料も低い。残業や持ち帰りも当たり前…。

保育士も3年目に入ると新人からいよいよ中堅になりますね。

仕事にも慣れて余裕も出てくるけれど、このように感じている方も多いのではないでしょうか。

はるの

3年勤めてこのように感じているのなら、はるのは20代のうちに思い切って転職をお勧めします。

3年目ねこみ

え~~~?!転職?!そこまではまだ考えていないんですけど

3年目ねこみ

保育士は辞めたいけど、転職はめんどくさそう。それに私、将来寿退職して円満にお別れしたいんです。子ども達に結婚式に来てもらいたいし!結婚したらスーパーのレジ打ちくらいやろうかな。

はるの

甘い!甘すぎる!!その考えでは120%後悔しますよ!!!!

3年目ねこみ

ひ、ひえぇ~~?!なんで??超理想的じゃん!

はるの

はるのがそれで大失敗したんです。

この記事では、はるのが自分のした取り返しのつかない失敗を、若い世代の皆さんが繰り返さぬよう魂を込めて書きました。

ねこみ先生のように、いずれ保育業界を離れようと考えている方はぜひ読んでみてくださいね。

「保育士最高!!私の天職!!」と感じている方は本当に素晴らしいと思います。
是非そのまま保育士ライフをエンジョイしてくださいね!

目次

保育士つらいけど我慢して働き続けた結果…

はるのは幼稚園教諭として7年正規で勤めました。

その間何度も辞めたいと思いながらも、周りを見ると言い出せず、先輩たちが次々と寿退職するのを見て私もあれで行こう!と考えていました。

そして27歳の時にめでたく結婚退職。

その後、もう少しだけ続けてほしいと、1年だけ同じ職場でパートとして雇ってもらいました。

そして妊娠を期に28歳で完全に退職し、子育てに専念します。

これのどこが大失敗だったかというと…

1,子どもが生まれるとまるで自分の時間が取れない!!

自分の人生を第一章、第二章と分けるなら、

第一章子供産む前、第二章産んだ後…です。

(なんのこっちゃ)

それぐらい、子どもを産む前と産んだ後では人生が劇的に変わります。

正直、就職や結婚などちっぽけなことに感じるくらい自分の人生を大きく動かします。

子どもが生まれたら、自分の時間などほとんどありません。

子育てのリアルな一例

トイレにいても泣かれたり、自分がゆっくり食事をとる暇もない。
やっと寝たと思ったら2時間ごとの夜泣き…。
睡眠時間すら自分でコントロールできない状態が続く。

最近になってやっと男性の育休や、母親のワンオペ育児問題が騒がれてきましたが、現状問題は山積みの日本の子育てです。

そんな中でさらにまったく新しいことを始めるのは非常にリスクを伴います。

2,今は共働きが当たり前、むしろ共働きじゃないと詰む

将来の貯金の事を考えると女性でも一生仕事をしていくというマインドが大切です。

総務省統計局が公表する「家計調査(家計収支編」)令和元年(2019)」によると、毎月の4人家族の生活費の平均額は34万6773円。平均収入は63万6681円です。

ここにマイホームや、マイカー、各種保険や税金、将来の貯金などかかってくると夫の年収が600万ほどでは正直つらいです。

3年目ねこみ

専業主婦になりたい!!

と思っているのならマイホームをあきらめたり節約生活を送るか、年収800万オーバーの男性と結婚するしかないでしょう。

しかし、そんな男性を振り向かせるには自分もそれ相応の女性にならなければなりません。

3年目ねこみ
3年目ねこみ

ある程度お金に不自由したくないし、節約ばっかりするのも嫌だなぁ

かといって、年収800万の人とどこで知り合ったらいいの…

3年目ねこみ

ある程度お金に不自由したくないし、節約ばっかりするのも嫌だなぁ
かといって、年収800万の人とどこで知り合ったらいいの…

はるの

それよりは、今のうちに自分がずっと続けたいと思えるような仕事を見つける方がはるかに現実的だと思いませんか?

3,扶養の範囲内という壁。思ったより収入が少ない!!

はるのも、専業主婦にはなれないとは思っていたので、いずれかは夫の扶養の範囲内でゆる~く働こうと思っていました。

ところが、この「扶養の範囲内」が思った以上に厄介だったんです。

ここで詳しく話すと本質からずれてしまうので本当にざっくり伝えますが、

まったく税金を払いたくなければ妻の年収は100万円以内。

100万円を超えると住民税が発生し、130万以上は社会保険料を支払わなければなりません。

結果的に手取り額が減り、扶養内で働いた方が手元に残る金額が多いことになります。

ここを突き抜けて、150万円以上稼げるようになれば手取り額が扶養内より増える計算になります。

これが多いか少ないかと思うのは人それぞれですが、はるのは正直少ないなぁと感じてしまいました。

自分が年間稼げる額が決まっているのはつまらない、扶養を超えない様にセーブして働くのも煩わしいと思ってしまったんです。

さらに、結局は夫の扶養を外れて働いた方がのちのち自分に返ってくる年金の額も上がります。

結果的には扶養内で働いてセーブするよりも、扶養を超えて働いた方が自由に使えるお金も増えるのです。


はるの

普通に考えて当たり前の話ですが、はるのはこんなことも考えていなかったんです。

5,保育職から新たな職種にいけない

扶養を外れるとなると、ある程度の収入が必要です。

でももう保育職じゃなくて違う職に就きたいな…と考えていましたが、ここでまた壁にぶち当たります。

保育職から保育職への転職は即戦力として歓迎され、再就職も簡単です。
それどころか、まったくの未経験者でも歓迎されます。それぐらい人手不足なのです。
ところが反対に、保育職から異業種への転職はそうはいきません。
保育士の仕事は専門職なので一般企業で経験が生かせず、中途採用に不可欠な即戦力という魅力に欠けてしまいます。

事務職とか長く続けられそうだし、やってみたいな…と考えましたが、もうその時には30を超えていました…。

こんな子持ち主婦、未経験の30歳越え新人を雇ってくれるような会社もそうそう見つかりません。

新しいことを始めてみたいという気持ちはありつつも、昼間は子ども達に付きっ切り。

ましてや苦手なパソコンに向かう気力もなく、夜も子ども達と一緒に寝てしまいます。

これ以上何も抱えられない状態でした。

結局はるのは悩みに悩んだ末、もう二度とやらないと思っていた保育職へ戻ることになったのでした…。

4,仕事を始めたくても子どもを預ける保育園も見つからない

ところがこれで終わりではありません。

少子化の癖に保育園足りない待機児童問題に我が家ももれなく当たりました。

はるの

保育園に入れたい家庭はもれなく当たりますので、本当に他人事ではありません。

地域差もありますが、3歳未満児はもともと預かれる人数がとても少ないです。

0歳児は保育士一人当たり3人まで。
1,2歳児は6人まで。
3歳児からは概ね20人と、一気に増えます。

なので激戦区の未満時は育休中の正規職員の枠で埋まってしまいます。(さらにシングルマザーだと最強です)

はるの

ちなみにうちの地域ではそんなに都会でもないのですが、1歳、2歳児は求職中では入れませんでした。

保育園の申請をしに市役所へ行くと

市役所

(申請は受け付けるけど)保育園に入りたいなら先に仕事を決めてからじゃないと…

と、役所の人に言われて

はるの

はぁ??

と、なりました。

結局はるのは先に土曜日だけ仕事を初めて、夫に子ども達を見てもらい、子どもが3歳、2歳のときに無事に保育園に入ることが出来ました。

これもたまたま年子だったからできたんですよね。

2歳児から預かりを開始する園も増えるので、比較的2歳児からだと入りやすかったりするんです。

下の子が0,1歳だったらそれでも難しいといわれていました。

兄弟の年齢が離れるほど家庭に縛られる時間も長くなります。

20代の保育士さん達に伝えたいこと

いかがでしたでしょうか?

寿退職ってとても理想の退職方法だとはるのは思っていましたが、現実はそんなに甘くありません。

子どもが出来てからの転職は完全に八方ふさがりなんです。

寿退職がすべて悪いとは言いませんが、これらのリスクを考慮して数年後の計画をよく練ってから退職しましょう。

本当に20代の時になんでもっと自分の人生をよく考えなかったんだろうと後悔しました。

はるの

20代のうちから、ここでずっと働いていくんだと思える職場を真剣に探せばよかった。

そうすれば、育休中は子育てに専念できますし、保育園に預ける前から無理に働きだす必要もありません。

さらに、その職場が子育てしやすいかどうかも考慮しておくと完璧です。

仕事にプライベートに、20代はお金も手に入るのでついつい遊んでばかり。

  • 産休、育休は取りやすいか。
  • 子どもが体調を崩した時にすぐに帰れるか。
  • 土日祝日休みか。

もちろん、保育士の仕事は素晴らしいと思いますし、自分が子どもを育てるときには大いに経験が生かせます。

ですがはたして自分が40歳、50歳になってもそこで働き続けることを想像できますか?

今すぐ転職しろ!!とは言いませんが、転職は若い方が有利なのは確実ですし、異業種を考えているならなおさら早めに動いた方がいいでしょう。

まだまだ動ける20代のうちに自分がどんな人生を送りたいのかをじっくり向き合って考えてみることをお勧めします。

▼自分と向き合う考え方はこちらで紹介しています▼

はるの

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

保育士歴11年目
にわとり先生 はるの
5歳、6歳の男の子を育てているアラサーワーママ

保育士さん達が目の前で苦しむ姿を見てきて、何か手助けができないかと思い、このブログを開設しました。
至らないことも多いと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

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