こんにちは!
保育士歴12年目
二児男児を子育て中のはるのです!
お子さんの食事の時間が全然進まなくて苦痛…とお悩みの方。
お気持ち痛いほどわかります!
うちの子も全然食事が進まなくて、離乳食の大さじ1がこんなに量が多いのかと当時は絶望感を覚えました。
ですが、悩みながらもいろいろと試行錯誤していた結果、5歳と6歳になった今では好き嫌いもなく何でも食べられる子たちに成長しました。(次男はあとミニトマトだけ…)
今回はそんなはるのが、実際に経験した中で本当に効果のあった方法を三つに絞ってお伝えします。
子どもの食べない!!これで解決!!
マンガでは書ききれなかったおすすめ方法
いかがでしたでしょうか?
マンガに書くとまぁきれいにまとめたなと思いますが、実際には「なんで食べてくれないの?」と怒ったり、うまくいかなくて、食事も手を抜いたり…と、そういう時期もあります。
マンガでは書ききれませんでしたが、めちゃくちゃ紆余曲折してますし、なんなら時々戻ることだってあります。
一筋縄でいかない、それが子育てです。
ここでは私のブログにまで来てくれて、こんなところまで読んでくださっている一生懸命なお母さんたちにマンガに書くには至らなかったけれど、そんな紆余曲折の中でさらにやってよかったことをおまけで紹介します。
栄養素の話をする
子どもに栄養素の話なんて難しくない?
と、思うかもしれませんが、簡単でいいんです。
その食材を食べると自分の体にどんないいことがあるのかを分かりやすく伝えてあげましょう。
例えば、トマトはビタミンCが豊富で美肌効果や風邪予防に有効ですが、子どもに伝える時には
トマトを食べるとほっぺがつやつやになってもっと可愛くなるんだよ!
病気にもなりにくくなるよ!!
と言ったり、その年齢に合わせて、分かりやすい言葉で伝えてあげてください。
どの野菜にどんな栄養素が入っているのかよくわからないわ…
そんな方はネット検索で「トマト(調べたい食材名) 効果効能」と調べるとすぐ出てきますよ!
もっと簡単に説明したい方は
タンパク質(肉、乳、大豆製品など)…「筋肉がもりもりになってかっこよくなるよ。背も高くなるよ」
ビタミン、ミネラル(野菜、果物、海藻など)…「お肌や髪がつやつやになって可愛くなるよ。」
炭水化物(ご飯、パン、麺類など)…「体を動かす電池、体が元気になるよ。」
ざっくり、こんな感じで説明してもらって大丈夫です。
反対に、お菓子や甘いジュースばかり摂ってしまう子には
甘いものばかり食べていると虫歯になったり、病気になりやすくなるよ
など、摂りすぎのデメリットを分かりやすく伝えてあげるのも効果的です。
この食材にはこんな栄養があると思いながら食べると、効果も倍増するらしいので子どもだけでなく、大人も楽しみながらやってみてくださいね。
とはいえ、落ち着いて話は聞いてくれないし、子どもに分かる言葉でどう伝えていいか、やっぱりわからないわ
そんな時は絵本を活用しましょう!
絵本は視覚と聴覚とどちらにも訴えかけるので、より頭に入ります!
効果的に活用していきましょう。
もっと食育に利用できる絵本が知りたい方はこちらの記事がお勧めです!
食事が食べられることに感謝する
日本には食材があふれています。
スーパーに行けば当たり前のように季節関係なく野菜が買えます。
お肉やお魚だって、パックに入れられた状態で売りに出されています。
それを両親の働いたお金で買って、調理されて子どもの前に出る…
これがどれだけ恵まれていることか。
沢山の人たちの苦労の上に、この食事が成り立っていることを知っていると知らないでは食事に対する向き合い方も変わってきます。
一歩日本から出れば戦争をしていたり、明日食べるものにも困っている子どもたちが何億人といるのです。
推定に6人に一人、世界で3億5600万人の子ども達が、新型コロナウイルス感染症(covid-19)のパンデミック以前の段階で、極度の貧困の中で暮らしていました。
unicef(unicef.or.jp)
(2020,10,20 ニューヨーク/ワシントンD.C.
関係ないように感じますが、人としての優しさや道徳心は幼児期にこそ一番素直に育つことが出来るのです。
4歳にもなれば相手のことも考える心理も発達し、少しずつですが受け止められるようになってきます。
簡単でいいです!(いや、むしろ簡単がいいです。)
あまり真剣に話すぎてトラウマになってもいけないので
年齢に合わせて、親子で一緒に考え、感謝して食事をとることを大切にしていきたいですね。
どんぶり料理一品にする
何となく、一汁三菜を作らなくては!!と、勝手に思い込んでいたはるの。
ですが、子ども達は好きな献立は食べるもののそうでもないものには中々手が伸びません。
(マンガでも書きましたが…。)
ある日
頑張って作っても残される。
もういいや、頑張るのやめた!!
と吹っ切れて、一皿で全部の栄養が摂れる中華丼一品だけ作って出しました。
するとびっくり。
あれ?いつもより食べるの早いんですけど…。
なんてこった!!
一品の方が、
これだけ食べればいいのか
と、子どもも選択肢に迷わないので集中して食べきることが出来たんです。
一汁三菜が子どもにとってもプレッシャーになっていたとは…。
夫も食事にはこだわりがなく、子どもが食べてくれるなら私もラクなのでどんぶり料理で一品でもいいか
と、開き直りました。
一品でも、野菜を多めに入れて、タンパク質、炭水化物を取れるように意識しています。
ちなみに、はるのがよく作る一品料理はこちらです。
忙しいワーママさんたちにもお勧め。
調子に乗って一品料理ばかり出していたらさすがに飽きてしまったみたいで、今では一週間のうち2,3回は一品料理のペースにしています。
いろいろやってみてダメなら様子を見る
よく「昔は偏食がひどくて野菜が食べられなかったけど、今は何でも食べられるようになった。」人に話を聞いてみると、
高校生になって、友達と遊んでるときにみんなで食事が食べられなくて…。
大人になってから、会社で親睦会があったときに何も食べられなくて気まずくて…。
と、社会に出て困った経験があって、自分から「やっぱりこのままではいけない!」と思うようになり食べられるようになった人が多いようです。
反対に、大人になっても好き嫌いが直らない人は
給食を絶対残しちゃいけないって先生に最後まで食べさせられたのがトラウマになってしまった
嫌いな物を無理やり口に入れられて戻してしまった
と、食事に対してマイナスなイメージが残り続けてしまっています。
偏食に対して何もしないのはよくないと思いますが、いろいろと試したうえでやっぱり難しいという子は、相当自分の意志が強い子です。
自分の意思で物事を決めないと先に進めないのでしょう。
幼児期での関わりがあったからこそ、大人になっていざ食べようと思った時に食べられるようになるのです。
なので、幼児期にいろんな味になれておく事もとても大切ですが、無理に食べさせようとするのではなく、様子を見守っていくことも大切でしょう。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
かなり長くなってしまったので、一度まとめてみます。
「食べない!」を解決する方法
- 空腹を味方に付ける
1,おやつは3時と決め、食事前に2~3時間空ける。
2,空腹のときに苦手な物から食べるようにする。
3,必ず食べきれる量を出し、成功体験を重ねる。 - 食事中に動画はつけない。
- 栄養素の話をする。
- 感謝して食事をする。
- 一品料理にする。
- いろいろ試してダメなら様子を見守る。
マンガと合わせてかなり濃い内容になってしまいましたが、それだけ食事の悩みは盛沢山。
全部やろうと無理はせず、出来ることからでいいので取り組んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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