保育士つらい、辞めたいと思っているあなたへ

保育士を辞めたいけど、保育士しかやったことがないし、異業界への転職なんていまさら無理と諦めている方に
朗報です。
2025年現在、日本は空前絶後の人手不足に見舞われています。
35歳以上は転職不可能と言われていた常識は今や崩れ去り、35歳以上でも異業種転職に挑戦できるチャンスがやってきました。
なぜなら、38歳、二人の子持ち、異業種希望の私が正社員転職に成功したから。
しかも、自分の希望がすべて叶ったミラクル転職になり(希望した業種、自宅から10分、完全土日祝日休み、年間休日120日以上、残業無し、9時から17:30勤務)本当に勇気を出して決断してよかったと思っています。
運が良かったといえばそれまでですが、まずは自分が勇気を出して動かなければこの結果も生まれませんでした。
とはいえ、やみくもに辞めたかといえばそうではありません。
圧倒的負のパラメーターを埋めるべく、少しずつ準備をしてきました。
この記事では異業種転職に向けて実際に私が行ってきた行動を忘備録として記録していきたいと思います。
なかなか皆さんすべてに当てはまるわけではありませんが、保育士だけでなくつらいのに低賃金で苦しんでいるすべての職種の方に、一つの参考になれば幸いです。
異業種転職までにやった3つのこと
①自己分析をする

いわゆる何のために転職をするのか「転職の目的」を明確にしましょう。
ここがブレていると転職失敗の可能性が高くなります。
私については「自分がこの先20年間働きたいと思えるような職種で、家庭も大事に働いていきたい」というものでした。
問題はこの「自分が20年間取り組める仕事」が何かということを探さなければならないのですが、年齢的にも正直失敗は許されません。
そこでお勧めしたいのが、自分に本当に合った仕事は何か、自己分析のプロがあなたの話を聞いて一緒に答えを導き出してくれるサービスを利用することです。
このサービスは転職エージェントと違い、無料ではありませんが、その分100%あなたに寄り添ったサポートを行うことができます。
正直、自己分析は自分でやるのは本当に難しく、一生自分探しをしている人もいるくらいです。
ですが、自己分析は転職の入り口でしかありません。
ここはプロの力を借りてサクッと済ませてしまいましょう。
②最低限パソコンは使えるようにする

あなたがどんな業界に行きたいかにも寄りますが、この「パソコンが使えるかどうか」は自分の人生を変える大きな分かれ道になると思います。
それくらい、このIT時代は目まぐるしく進化しており、小学校の必須科目に「プログラミング」が入ってくるなど、これからは「パソコンが使えて当たり前」が基準になるということです。
保育士の異業種転職が難しいとされている一番の原因がこの「保育士はパソコンを使えないと思われている」だと思います。
最近はパソコンを使用する園も増えてきているとは思いますが、いまだに手書きの手紙の方が人間味があって良しとしているところも多いのがが保育業界です。
パソコンがないのであれば安いものでいいので、購入して練習しましょう。
タッチタイピングができるようになればそれだけで即戦力として重宝されます。
今はYouTubeでオススメのパソコンから、タイピング練習の方法まで情報はすべて無料で出ているのでやる気があればパソコン教室に通わなくても勉強は可能です。
私もパソコンなんてほとんど使用したことなく、電源の入れ方から分からない…エクセル?関数??なんて状況からのスタートでした。
そして意外とパソコンを使えない、自宅にもないという方は多いです。
だから、ここでパソコンを使えるようになるだけでなにもスキルもない人と差別化ができます。
一発逆転のチャンスがパソコンには秘められています。
資格取得について

資格を取ることについて「意味がない」など賛否両論ありますが、実践経験のない人が信用を獲得するのに分かりやすい指標になるので私は積極的にとる事をオススメします。
それに、この人は異業界に入っても努力ができると評価の対象になります。
プラスの評価になることはあっても、マイナスの評価になることはありません。
どうせ保育士は転職に動き出せるのが1月以降と決まっているので来年の転職時期に向けて今のうちに戦える武器を整えておきましょう。
自分のやりたいことに向けての資格が一番ですが、何がやりたいことかわからないのであれば、以下の資格を持っていれば汎用性は高いと思います。
③無料で使えるものはありがたく使って勉強の糧にする

パソコンの勉強や資格の勉強でも、ちょっと調べればこれでもかというほど無料のサービスや情報にあり触れていて、この時代に生まれて本当によかったなぁと思います。
もはや情報に価値はなくなり、YouTube、instagramなど、教育系のアカウントはこぞって最新情報を出し、Line登録をすると無料のプレゼントを受け取れるなど、その先の自分のサービスへつなげる動線へと移行してきました。
そのあとだいたい無料相談と称した高額サービスの営業にかけられますが、断ればいいだけなのでそこを分かったうえで利用するのは私はいいと思います。
向こうもビジネスでやっていますし、断られるのは営業力が足りなかったというだけですからね。
ただ、本当に役に立った情報は、感謝の気持ちを込めて「いいね」やコメントを残してあげるくらいの配慮はしてあげるといいですね。
特に転職活動を間近に控えたなら転職エージェントは最強の無料ツールだと思います。
向こうは転職者を就職させないと収入が発生しません。
ある意味、転職を全力でサポートしてくれる心強い味方でもあります。
これは利用しない手はありません。
もちろん、私も利用し実際に履歴書や職務経歴書の添削をしてもらったり、お仕事の紹介などサポートしてもらいました。
反面、どこでもいいからとりあえず就職させようとする悪徳エージェントもいますのでそこは見極めないといけませんが、ここでも転職の目的がはっきりしていることがカギになります。
騙されないように賢く利用しましょう。
転職は若い方が有利なのは確実!!

以上が私がやってきたことですが、細かいことを言えばアドバイスは山ほどありますので、これからも記事を更新していきますね。
なにより、一番心に刻んでおいてもらいたいのは「今が一番若い」という言葉です。
「年齢的に無理」と諦めているかもしれませんが、本当でしょうか?
動けば私のような奇跡が起こることもありますが、動かなければその可能性はゼロです。
話を聞いたり、転職サイトに登録するだけならノーリスクです。
あとは勇気を持って最初の一歩を踏み出してみてくださいね!
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